2018年02月21日

AWS EC2 Amazon Linux + Firebird2.5.8 Classic(64bit)インストール手順(3)

Puttyによる、SSHポートフォワーディング(トンネリング)の接続後に、Windows10 の IBConsoleから、Firebird2.5.8 Classicserverに接続と操作の実行


1. sjisでテストしますので、ibc_ansi_rel98_win32_ja の IBConsole を起動します
(この時 gds32.dllのバージョンは、サーバーと合わせておいたほうが、いいかもしれません)
サーバ → サーバーの登録を選択
9.png
2. サーバの登録と接続で、リモートに、チェックして、
サーバ名を、127.0.0.1 (自分)とします。
エリアス名 / 説明 を任意に入力して、
ユーザ名 SYSDBA
パスワード masterkey を入力して OK  (インストール手順(2)で決めたFirebirdのパスワードです)
10.png

    要求されたサーバにログインできません
    11-err.png
    Unable to complete network request to host "127.0.0.1".
    Failed to establish a connection.
    ("127.0.0.1"をホストするネットワーク要求を完了できません。
    接続の確立に失敗しました)
    IB_ER01.png
    <このような、エラーの場合、AWS EC2インスタンスを再起動して、再度Puttyで、接続すると、接続OK となる場合もあるようです>
    029reboot.bmp

    <接続はされているが、Puttyによる、SSHポートフォワーディング(トンネリング)の設定が間違っている場合もあります、一度接続されれば、そう問題ないと思いますが、接続に失敗すると、嵌まるケースもあると思うので、ゆっくり行ってください>

3. Firebird2.5.8 に接続されたら、ファイル、エリアス、ユーザ名、パスワード、デフォルト文字コードセットを入力します。
手順(2)のisqlで作成した、データベースに接続します。
12.png
    要求されたサーバにログインできません
    となる場合は、データベースフォルダのアクセス権限が、出来ていません。
    13.png
    データベースアクセス用フォルダの権限の設定(isqlでの実行時は、必要のようです)
    sudo chown -R firebird.firebird /var/fdb258cs
    14.png
4.
031.png

5.

032.png

6.

033.png

7.
034.png

8. 動作確認をします、ここからは、ご自由に、ご自身で、テストしてください。
一例として、インタラクティブSQLで、テーブルを作成し、郵便番号CSVをダウンロードして、インポートして、データを表示します。

CREATE TABLE ZIP_1
(
FLD_A Char( 6),
FLD_B Char( 5),
FLD_C Char( 7),
FLD_D Char(10),
FLD_E Char(80),
FLD_F Char(80),
FLD_G Char(10),
FLD_H Char(50),
FLD_I Char(100),
FLD_J Char( 1),
FLD_K Char( 1),
FLD_L Char( 1),
FLD_M Char( 1),
FLD_N Char( 1),
FLD_O Char( 1) 
)
035.png
9. csvimp.exeで、郵便番号CSVをインポートしてみます
041.png
10. CSVインポートツールの起動
042.png
11. 項目の設定

サーバ名     127.0.0.1
データベース   /var/fdb258cs/T1SJIS.FDB
文字コードセット SJIS_0208
SQLダイアレクト 3
次へ
043.png
12. ユーザー名とパスワードを聞かれるので、Firebirdの SYSDBA masterkey でOK
044.png
13. 接続先のテーブルが表示されるようなります
045.png
14. テーブルを選択して、次へ
046.png
15. インポートするCSVファイルを指定します
047.png
16. 選択後、完了
048.png
17. インポート中
049.png
18. 完了
050.png
19. インタラクティブSQLで、 select * from zip_1 
文字化けなどが、ご確認下さい。
051.png

UTF8/unicode_fssは、ibc_unicode_rel62_win32_jaのIBConsoleで、実行してください。
utf8.png

csvimp.exeを使用する場合の注意
ansi版(sjijs_0208など)
unicode版(utf8 / unicode_fssなど)
実行ファイルがで同名なため、セットアップ時に、上記画面のように、名称を変えて、セットしておくと、便利かと思います。
UTF8/unicode_fssで、動作確認いたしました。



-----------------------------------------
行: 2 で読み込みエラーが発生しました。
-----------------------------------------
OK   
---------------------------
err2.png
csvimpとIBConsoleの文字コードセットが合致していない状態で、実行すると、が表示されエラーとなると思います。



posted by a23 at 19:40| Comment(0) | Firebird

AWS EC2 Amazon Linux + Firebird2.5.8 Classic(64bit)インストール手順(2)

Puttyによる、Windows10から、SSHポートフォワーディングの接続設定と接続後、Firebird2.5.8 Classicserver(64bit)のインストール(putty0.60日本語版)
ここでは
1.PUTTYGEN.EXE で、秘密鍵の作成とパスフレーズの設定
2.Putty.EXEで、ポートホォワーディングの接続設定と接続
3.接続後、Firebird2.5.8 Classic(64bit)のインストール後、isqlで、Create Database

を行います

手順(1)で、ダウンロードした、キーペアのファイル xxxx.pem を PUTTYGEN.EXE で、秘密鍵(xxxx.ppk)に変換します。

1. 読込 を押します。
1.png
2. ダウンロードした、キーペアのファイル xxxx.pem を指定します
2.png
3. デフォルトでは、拡張子が*.ppkになっていますので、全てのファイル(*.*)に変更して、指定します。
3.png
4. 外部の鍵のインポートに成功しました で OK を押します
4.png
5. 鍵のパスフレーズを入力して、秘密鍵の保存 を押します。
5.png

    016-passf.png 
鍵のパスフレーズを入力しないと、警告が表示されますが、パスフレーズが不要の場合は、下記表示で はい で進むことも可能です。

6. 秘密鍵 のファイル名を入力します
7.png
7. ファイル名を入力したら、保存します
8.png
8. xxxx.ppkができています
9.png

9. 秘密鍵の作成が終わりましたので、PUTTYGEN.EXE を終了します
6.png

10. Putty.EXEを起動します。
10.png
11. 設定していきます
ホスト名に、ec2-xx-xx-xx-xx.ap-northeast-x.compute.amazonaws.com に
ec2-user@ をつけて
ec2-user@ec2-xx-xx-xx-xx.ap-northeast-x.compute.amazonaws.com
を入力します

保存するために、セッション一覧に名前(任意)をつけておきます、ここでは、AWS-EC2
次に SSH
11.png
12. 認証で、 プライベートキーファイル(秘密鍵)を読み込みます、参照を押します
12.png
13. 先ほど作成した、xxxx.ppk ファイルを指定します
13.png
14. インストールのみでしたら、この状態で、接続してもOKですが、SSHトンネリングでの動作も確認するので、トンネルの設定ももここで行います。
14.png

トンネルの設定に移ります
2.png

3050
ec2-xx-xx-xx-xx.ap-northeast-x.compute.amazonaws.com:3050
(ec2-user@は不要です)
を入力して、追加 を押します
3.png


4.png


15. 再度セッションに戻って セッション一覧に名前(任意)をつけておきます、ここでは、AWS-EC2 として
 保存 して 開く を押します。
15.png
16. 下記文面が表示されます はい(Y) を押します
---------------------------
PuTTY セキュリティ警告
---------------------------
このサーバの鍵はレジストリにキャッシュされていません。
このサーバがあなたの期待するコンピューターである
という保証はありません。

このサーバのrsa2鍵の指紋は次の通りです:
ssh-rsa 2048 86:d1:98:e4:ad:64:e2:bb:80:30:09:2f:06:93:64:e5

このホストを信用するのであれば、「はい」を押して
PuTTYのキャッシュに鍵を追加し接続してください。

キャッシュには追加せずに一度だけ接続したいので
あれば、「いいえ」を押してください。

このホストを信用しないのであれば、「キャンセル」
を押して接続を破棄してください。

--------------------------------------------
はい(Y)   いいえ(N)   キャンセル   ヘルプ   
--------------------------------------------
16.png
17. 接続されて、 パスフレーズ を求められます。(5.で設定した鍵のパスフレーズを入力します)17.png
    パスフレーズを入力せずに、放置しておくと
    Server unexpectedly closed network connection
    (サーバーがネットワーク接続をクローズしました) となり接続できなります。
       020.png

18. ログインすると、EC2が表示れます
18.png

19. ここから、Firebird2.5.8 Classic(64bit)のインストール
不足ライブラリを、インストールします

sudo yum -y install libstdc++.so.5
sudo yum -y install libncurses.so.5
sudo yum -y install libstdc++.so.6
sudo yum -y install xinetd
19.png
20. ディレクトリを変えて、FirebirdCSをダウンロードします
20.png
21.
sudo tar zxvf FirebirdCS-2.5.8.27089-0.amd64.tar.gz
cd FirebirdCS-2.5.8.27089-0.amd64
21.png
22.
sudo ./install.sh
赤丸の部分で止まりますが、エンターキーで進みます
22.png
23. Firebird2.5.8にログインするための、パスワードを入力します
23.png
24. Install completed と表示され、インストール完了
24.png
25. データベースアクセス用フォルダの権限の設定、(fdb258csというフォルダを作成、名前は任意です)
sudo mkdir /var/fdb258cs
sudo chown -R firebird.firebird /var/fdb258cs
25.png
26. isqlの実行
cd /opt/firebird/bin
sudo ./isql -u sysdba -p masterkey

26.png
27. データベースを2種類作成
CREATE DATABASE '/var/fdb258cs/T1SJIS.FDB' page_size 8192  default character set sjis_0208;
CREATE DATABASE '/var/fdb258cs/T2UTF8.FDB' page_size 8192  default character set utf8;

27.png
28. データベースが作成されているか確認
ls  /var/fdb258cs
28.png
29. 再度データベースアクセス用フォルダの権限の設定(isqlでの実行時は、必要のようです)
sudo chown -R firebird.firebird /var/fdb258cs
29.png

使用するコマンド一覧
sudo yum -y install libstdc++.so.5
sudo yum -y install libncurses.so.5
sudo yum -y install libstdc++.so.6
sudo yum -y install xinetd

cd /usr/local/src

sudo tar zxvf FirebirdCS-2.5.8.27089-0.amd64.tar.gz
cd FirebirdCS-2.5.8.27089-0.amd64

sudo ./install.sh

sudo mkdir /var/fdb258cs
sudo chown -R firebird.firebird /var/fdb258cs

cd /opt/firebird/bin
sudo ./isql -u sysdba -p masterkey

CREATE DATABASE '/var/fdb258cs/T1SJIS.FDB' page_size 8192  default character set sjis_0208;
CREATE DATABASE '/var/fdb258cs/T2UTF8.FDB' page_size 8192  default character set utf8;

ls  /var/fdb258cs

sudo chown -R firebird.firebird /var/fdb258cs


posted by a23 at 19:22| Comment(0) | Firebird

AWS EC2 Amazon Linux + Firebird2.5.8 Classic(64bit)インストール手順(1)

AWS EC2 の Amazon Linux に Firebird2.5.8 Classic(64bit)をインストール
AWSのアカウント作成後に行ってください。

.AWS EC2 Amazon Linux + Firebird2.5.8 Classic(64bit)インストール手順(1)
 Amazon Linux の起動
 Puttyによる、Windows10から、SSHポートフォワーディングの接続設定と接続後、Firebird2.5.8 Classicserver(64bit)のインストール
 SSHポートフォワーディングの接続後に、Windows10 の IBConsoleから、接続と操作の実行
 PLINKによる、SSHポートフォワーディングの接続
.AWS EC2 Amazon Linux + Firebird2.5.8 Classic(64bit)インストール手順(5)
 SSHポートフォワーディングの接続後に、Windows10 の A5SQLから、接続と操作の実行

インストール手順(1)
1. ログイン
001.png
2. EC2を選択
002.png
3. インスタンスの作成
003-インスタンス作成.png
4. 無料利用枠のみにチェック(たぶん登録後の無料期間だけだと思いますが)
004.png
5. t2.micro
005.png
6. セキュリティグループの編集
006.png
7. SSH ポート22 で、確認と作成 を押す
007.png

8. 作成 を押す
008.png
9. SSHで使用する、キーペアの作成
010.png
10. 新しいキーペアを選択して、キーの名前(任意)を、入力
011.png
11. キーペアのダウンロード
012.png
12. ブラウザによりダウンロードの表示と場所は異なると思いますが、ご自身で把握してください
013.png
13. インスタンスの作成
014.png
14. インスタンスの表示
015.png
15. ステータスチェックが初期化中なので、しばらく待ちます
016.png
16. 下のタブでもステータスチェックが確認できます
017.png
17. システムの接続性チェックに合格しました
インスタンスの接続性チェックに合格しました
018.png
パブリック DNS: の
ec2-user@ec2-xx-xx-xx-xx.ap-northeast-x.compute.amazonaws.com
を控えておきます、これが、エンドポイント(接続先)となります

これで、AWS EC2の設定は完了です。

posted by a23 at 19:08| Comment(0) | Firebird